2016-09

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スナーク号の航海

スナーク号の航海 (61) - ジャック・ロンドン著

ぼくらは夕食ができるまで、すずしいポーチで、ビハウラが編んだ最高のマットの上に座っていた。同時に村人たちにも会った。二、三人連れや集団でやって来たりしたが、握手をし、タヒチ語で「イオアラナ」と挨拶した。正確な発音はヨー・ラー・ナーだ。がっし...
スナーク号の航海

スナーク号の航海 (60) ― ジャック・ロンドン著

少し帆走してスナーク号に戻ると、彼は身振り手振りでスナーク号の目的地を聞いてきた。サモア、フィジー、ニューギニア、フランス、イギリス、カリフォルニアと、航海予定の順に言うと、彼は「サモア」と口にし、自分も行きたいと身振りで示した。船には君を...
スナーク号の航海

スナーク号の航海 (59) - ジャック・ロンドン著

第十二章歓待よそ者が到着すると、誰もがわれさきに駆け寄って友人として自分の住まいに連れて行こうとする。そこでは地区の住民から最大級のもてなしを受ける。上座に座らされ最高のごちそうがふるまわれる。ポリネシア人の研究スナーク号はライアテア島でウ...
スナーク号の航海

スナーク号の航海 (58) - ジャック・ロンドン著

ある日の夕方、彼があくびをしたので、何時間ぐらい眠るようにしてるんだ、と聞いてみた。「七時間」という返事だった。「だが十年後には六時間にし、二十年後には五時間だけにするつもりだ。つまり、十年ごとに一時間ずつ減らしていこうってわけさ」「じゃあ...
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