2015-09

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スナーク号の航海

スナーク号の航海(9) ジャック・ロンドン著

というわけで、遅延の問題だ。ぼくは四十七種類の組合の連中や百十五の会社を相手にした。どの組合員もどの会社もだれ一人として約束した時間に物を届けたり作業を終えたものはなかった。が、給料日と集金だけは例外で正確なのだ。連中は、決まったものを決ま...
スナーク号の航海

スナーク号の航海(8) ジャック・ロンドン著

スナーク号の美点と長所については、もっと続けることができるのだが、やめておく。もう自慢たらたらになっているし、この話を最後まで読む前に、読者はうんざりしてしまうだろう? だが「信じられない、ひどい話」というタイトルを思い出してほしい。スナー...
スナーク号の航海

スナーク号の航海(7) ジャック・ロンドン著

第2章信じられない、ひどい話「金は惜しまない」と、ぼくはロスコウに言った。「スナーク号のすべてを最高のものにしようぜ。見てくれなんて、どうだっていい。ぼくとしては、仕上げは無垢の松材で十分だ。金は建造費に使う。スナーク号をどんな船にも負けな...
スナーク号の航海

スナーク号の航海(6) ジャック・ロンドン著

だが、このエンジンについては、これだけではない。とても強力なのだ。ぼくらはか弱い男二人と女性一人。アンカーを手で持ち上げたりすれば心臓も背骨もいかれてしまうだろう。そういう仕事はエンジンにさせればいい。というわけで、エンジンのパワーをどうや...
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