スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (21) 増水したオアーズ運河翌朝、九時前にエトルーで二隻のカヌーを小型の荷馬車に積みこんだ。ぼくらも馬車の後からついていったが、この気持ちのよい渓谷は、見渡す限りホップ畑やポプラの木々でおおわれていた。丘の斜面のあちこちに感じのよい村々が点在してい... 2017.10.28 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (20) 同じことをイギリスでやってみれば、すぐに反駁されるだろう。とんでもない、自分の生活はひどいもので、あなたの方が恵まれてますよ、と。フランスのよいところは、だれもが自分は恵まれているとはっきり認めることだ。彼らは皆、自分の恵まれている点につい... 2017.10.21 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (19) サンブル運河とオアーズ運河: 運河を航行する船翌日、ぼくらは遅くなってから雨の中を出発した。判事は傘をさして水門の端まで見送ってくれた。スコットランド高地をのぞけば、めったにこうなることはないのだが、ぼくらは今は天候についてはおそろしく謙虚... 2017.10.14 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (18) 広く知られていることだが、ロバの尻をたたいて急がせることほど無駄なことはない。ロバの尻をたたいて効果があるかというと、どんなにムチをふるったところで、鈍重なロバという生物がそれに応じて歩を早めることはないと、ぼくらは知っている。しかし、こう... 2017.10.07 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物