スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (4) ウィレブルークとヴィルボールデの途中で、地主の館へと続く道のように美しい運河のところで、ぼくらは昼食にしようと上陸した。アレトゥサ号には卵二個とパン、ワイン一本があり、シガレット号には卵二個とエトナ製のコンロを積んでいた。シガレット号の相棒... 2017.06.24 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (3) ウィレブルーク運河翌朝、ぼくらはウィレブルーク運河に入ったが、雨が激しく降って寒かった。こんなに冷たい雨が降りそそいでいるのに、運河の水は紅茶を飲むのにちょうどよいくらいの温かさだったので、水面から蒸気が立ち上っていた。あいにくこんな状態だ... 2017.06.16 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
リンク集 夫婦でヨットによる世界一周へ この6月(2017年)に四国から夫婦でヨットでの世界一周に出発した花丸(池川富雄さん)のご紹介。ヨットの世界では木造ヨットの製造で有名な人ですが、子育ても終わったとして、65歳で5年をかけての世界一周への挑戦です。すでに太平洋横断や縦断(ニ... 2017.06.13 リンク集
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (2) 川の上は快適だった。一、二隻の干し草を積んだ荷船と行き過ぎた。川の両岸にはアシや柳が生えていて、牛や灰色の年老いた馬がやってきた。土手ごしに頭を出してこちらを眺めている。木々に囲まれた感じのよい村には活気のある造船所があり、芝生に囲まれた館... 2017.06.10 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 (1) ロバート・ルイス・スティーヴンソン著明瀬和弘訳原著の序は本文の末尾に掲載します。アントワープからボームまでアントワープ*1のドックではちょっとした騒ぎになった。港湾作業の監督一人と荷役人たちは二隻のカヌーをかつぎ上げると船着き場に向かって駆... 2017.06.04 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 ジャック・ロンドンの『スナーク号の航海』に続いて、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの『欧州カヌー紀行』(新訳)の連載を開始します(6月4日から毎週日曜日)。R.L.スティーヴンソンは『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』などの作品で知られる十... 2017.06.03 スティーヴンソンの欧州カヌー紀行読み物